ドローンの機体登録|手数料900円から、有効期間は3年。表示とリモートIDも解説

申請の実務

結論: 屋外で飛ばす100g以上のドローンは、国への機体登録が義務です(2022年6月20日から)。機体登録は基本的に「DIPS2.0」で行い、手数料は本人確認方法でマイナンバーを用いた場合は1台900円。登録の有効期間は3年で、更新にも手数料がかかります。登録後は、機体への登録記号の表示とリモートIDの搭載が必要です。

こんな方向けの記事です: ドローンの機体登録の手続きや、手数料・有効期間・表示のルールを確認したい方。目次から、気になるところだけ読んでも確認できます。

執筆:阿左見雄大(阿左見行政書士事務所 代表・一等無人航空機操縦士)。国土交通省の公式情報をもとにまとめています。

この記事でわかること

  • 機体登録が必要な機体
  • 登録の流れとかかる日数の目安
  • 手数料
  • 有効期間と更新
  • 登録記号の表示方法
  • リモートIDと、不要になる4つのケース

登録が必要な機体

屋外で飛ばす100g以上のすべてのドローン・ラジコン機が対象です。100gは、機体本体とバッテリーの重さの合計です。100g未満の機体は登録の対象外です。

登録されていない機体は、屋外で飛ばすことができません。

100g以上の機体を購入した際には必ず機体登録を行いましょう。

登録の流れ

  1. DIPS2.0でアカウントを作る
  2. 所有者と機体の情報を入力して申請する
  3. 本人確認を行う(マイナンバーカード、免許証など)
  4. 手数料を納付する
  5. 登録記号が発行される
  6. 機体に登録記号を表示し、リモートIDを設定する

国土交通省のよくある質問では、手数料納付の通知までに1〜5開庁日、納付後の登録記号発行までに1〜5開庁日かかると記載されています。

飛行許可・承認の申請には登録記号が必要となりますので、機体登録は早めに済ませましょう。

手数料(1台あたり)

申請の方法 1台目 同時に申請する2台目以降
本人確認方法でマイナンバーを用いて申請する場合 900円 890円
その他の方法で本人確認する場合 1,450円 1,050円
紙での申請の場合 2,400円 2,000円

マイナンバーカードを使ったオンライン申請がもっとも安く済みます。

有効期間は3年、更新にも手数料が必要

登録の有効期間は3年です。更新すると、満了日の翌日から3年後が新しい有効期限になります。すでに登録している機体を更新する場合も、登録の申請手数料が必要です。

有効期限が切れると、その機体は登録されていない状態になり、屋外で飛ばせません。許可・承認を取っていても同じです。期限の管理を忘れないようにしましょう。

登録記号の表示方法

国土交通省の要領では、登録記号を次のように表示するよう定めています。

  • 場所:機体の胴体の表面で、容易に取り外せない部分の、外から容易に確認できる場所(バッテリーのふたなど、工具なしで外せる部分は不可)
  • 文字の高さ:機体の重さが25kg未満なら3mm以上、25kg以上なら25mm以上
  • 色:表示する場所の地の色と、はっきり見分けられる色
  • 文字:装飾体ではないアラビア数字、またはローマ字の大文字

シールで貼る場合も、はがれにくい方法で表示しましょう。

ご自身の場合にどうなるか迷うときは: 初回相談(30分)は無料です。お悩みに対してどう進めればよいかを整理します。お問い合わせフォーム/公式LINEから、原則24時間以内にご返信します。

リモートIDと、不要になる4つのケース

登録した機体には、登録記号などを電波で発信する「リモートID機能」の搭載が必要です。機体に内蔵されていない場合は、外付けのリモートID機器を取り付けます。飛ばす前には、製造者が指定する方法で発信を確認します。

国土交通省は、次の4つの場合はリモートIDが不要としています。

  1. 事前登録期間(2021年12月20〜2022年6月19日)に事前登録の手続きをした機体
  2. あらかじめ国に届け出た「リモートID特区」での飛行
  3. 十分に強度の高い紐等で係留して行う飛行
  4. 警察庁や都道府県警、海上保安庁などが業務で行う飛行

登録は「飛ばすための最初の手続き」

機体登録は、飛行許可・承認とは別の手続きです。登録が済んだら、「許可・承認申請」についての概要を学んでみましょう。

→ 詳しくは:ドローンの飛行許可・承認とは?

よくある質問

Q.登録しないで飛ばすとどうなりますか?

A.罰則の対象になります。登録を受けていないドローンを飛行させた場合は1年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金、リモートIDの搭載や登録記号の表示義務に違反した場合は50万円以下の罰金です。

Q.登録の手数料は更新のときもかかりますか?

A.はい。更新の場合も、登録の申請手数料が必要です。

機体登録から許可申請まで阿左見行政書士事務所へ

機体登録、飛行許可・承認申請、許可後の運用まで、まとめてご相談いただけます。

初回相談(30分)は無料です。サービスのご案内と、お悩みに対してどう進めればよいかを、一緒に整理します。

その先の、個別の飛行計画や書類の内容に踏み込むご相談は、内容に合わせてお見積りをご案内します。料金の目安は料金ページにまとめています。

お問い合わせフォームまたは公式LINEから、原則24時間以内にご返信します。

→ 関連記事:沖縄のドローン許可・手続き完全ガイド / 100g未満のドローンなら許可はいらない?

出典(2026年10月16日確認)

← 記事一覧へ戻る